ハマの屋台プロジェクト The Hama no Yatai



ハマの屋台プロジェクト

The Hama no Yatai

in 2019

移動式屋台を使った まちの中の空間づくりについて考える

Creating spaces to communicate in a town with mobile stalls

  まちのにぎわいを生み出すツールとして「ほどわごん」を提案し、それぞれの活動場所の需要や状況に合わせた移動式屋台の制作と運用を行ってきました。今年度中心的に行った関内・関外エリアにおける活動では、屋台制作だけでなく、誰もがとどまり、交流し、安らげる空間「ゆたかなイばしょ」をまちの中につくることにも取り組みました。

 保土ヶ谷地区の「ほどわごん」、南万騎が原エリアの「みなまきわごん」は制作の段階を終え、地域課題実習の他PJや地域の方々に利用してもらう機会が生まれてきました。今年度の制作活動として、まずレモネードスタンドの普及活動をしている子どもたちの意見を取り入れたレモネードスタンドを設計・制作し出店しました。そして、昨年度から話し合いを進めてきた関内・関外エリアでの活動では、様々な観点からこのエリアのまちづくりを考えられている方々とチームを組み、制作やワークショップの運営などを通して空間づくりについて考え、新たな移動式屋台「関内わごん」を制作しました。仮説北仲BRICKで本×アートのイベント「へんしんとしょかん」を主催し、制作した屋台がつくる空間に人々が滞在する様を体感したとともに、今後の使い方を考える上でのヒントとすることができました。

 移動式屋台を通して色々な方々と活動をさせていただいてきたこれまでを活かし、もう一度、“移動式屋台にできること”を考えることが大切です。そのうえで、「関内わごん」では、今後更に多様な使い方を検討し、必要な制作活動を行っていきます。また、これまでに制作した屋台の適切な運用方法についても引き続き試行錯誤したいと考えています。

■学生:12名  / 担当教員:野原卓

■連携・協力:常盤台地区連合町内会、ゆたかなイばしょ運営委員会、レモネードスタンド普及協会

■サイト:https://twitter.com/hamanoyatai


2018年度


移動式屋台を使ったまちの賑わいづくりの研究

 

①背景・目的
私たちはまちのにぎわいを生み出すツールとして、移動式屋台「ほどわごん」を提案し、屋台制作とその運用を行なってきました。大学周辺の常盤台地区、相鉄線南万騎が原駅周辺を活動エリアとして、それぞれのエリアで求められる屋台を使ったまちづくりの形を研究しています。
②活動内容の概要
保土ケ谷区の「ほどわごん」、南万騎が原エリアの「みなまきわごん」では制作した屋台を使ったイベントの実施、屋台の需要に合わせたリニューアル、まちの人へ屋台の貸し出しを行いました。今年度はそれに加えて関内駅近くの大通り公園で活用する移動式屋台の制作に向けて活動を進めてきました。大通り公園の活用・運営について考えられている方やそこで活動をされている方に対して模型やスケッチを使い、屋台の具体的なイメージを提案しました。提案に対するみなさんからのフィードバックを踏まえ、大通り公園に求められる機能やまちのあり方を考えながら3月末完成を目指し現在制作を進めている最中です。
③今後の可能性
屋台制作は作るだけでなく、使い続けることを考えていかなければなりません。みなまきラボでのみなまきわごんも住民の方との自発的な運用に向けて活動を行なっています。今までの経験を踏まえ、大通り公園で制作する新しい屋台ではマネジメント体制の構築も視野に入れて進めていきたいと考えています。

 

■学生数:8名 / 担当教員:野原卓
■連携・協力:みなまきラボ運営委員会(相鉄グループ、横浜市、横浜国大、オンデザインほか)、常盤台地区連合町内会、みなまきラボ、処デザイン学舎
■サイト:https://twitter.com/hamanoyatai

移動式屋台を使ったまちの賑わいづくりの研究

 

<2017年度の活動報告>

 昨年度まではほどがや「みちまち」PJとして保土ヶ谷区を活動エリアとして、移動式屋台「ほどわごん」を使ったまちの賑わいづくりの研究を行ってきました。今年度は活動エリアを横浜市全体に拡大し、「ハマの屋台PJ」と名前を変え、横浜の屋台を使ったまちづくりを考えるプロジェクトとして活動を始めました。

 昨年度から何度か屋台を出させていただいている南万騎が原駅の駅前広場にて、みなまきのための屋台、みなまきわごん制作プロジェクトが横浜国立大学、横浜市、相鉄ビルマネジメント、オンデザインパートナーズが連携し様々な取り組みを行うまちづくりの拠点、みなまきラボの協力のもと、スタートしました。みなまきラボにて屋台づくりのプレゼンを行い、地域住民の方とのワークショップからコンセプト・形を決定、そして学生が図面と模型を製作し形に起こすという流れで設計は進んでいきました。またみなまきの材木屋さんである溝部木材さんや地元の方々に屋台施工のご協力をいただき、昨年の11月にみなまきわごんは出来上がりました。しかしこれが完成形ではなく、みなまきでの活動を通じてよりみなまきの方に親しんでもらえる屋台にしていけたらと考えています。

 これからは屋台制作というハード面だけでなく屋台をどのように使っていくのかというソフト面も考えていく必要があります。制作したみなまきわごんも使い方や運営方法についても地域の方との交流を通じて検討していく予定です。

 

■学生数:4名 / 担当教員:野原卓

■連携先:横浜市建築局住宅部住宅再生課、相鉄不動産株式会社、常盤台地区連合町内会、 みなまきラボ

 

Text by 「横浜国立大学 地域実践教育研究センター Annual Report 2017-2018