横国ネパールプロジェクト THE YOKOKOKU NEPAL PROJECT (YNP)



横国ネパールプロジェクト(YNP) 

YOKOKOKU NEPAL PROJECT (YNP)

2019年度

分からない、何もできない。

でも、だからこそ、やってみる。

Let’s try

 

2015年4月25日に発生したネパール大地震をきっかけに、発足。防災訓練を行ったり、ゲストハウスプロジェクトを行ったりした。現在は、集まった学生がネパールというフィールドで課題を発見し、その解決策を模索していくプロジェクトとなっている。今期からは新たにスタディーツアー班と障害班が加わり、多種多様なプロジェクトが立ち上がっている。子ども班・女性問題班・スタディーツアー班・障害班の4つに分かれ、活動している。

子ども班:春合宿で見た映画をきっかけに「子供達が自由に夢を語れるようになってほしい」という思いから発足。夏の渡航で村を訪問し子供たちの夢を調査。調査結果を元に、現在日本の事例との比較を行う。

女性問題班:ネパールの人身売買被害者女性や被害に陥りかねない女性の経済支援を目的に、夏渡航では支援者団体へ訪問、インタビュー、フェアトレード用に商品の買い付けを行い、大学祭やスタジアムでの販売を行った。

スタディーツアー班:現地調査で訪れた際、「現地の方に、復興観光の助力を。」との声を聞き発足。現在、日本全国から集まってくれた有志4人と共に、参加者の自立的思考の養成と共にネパールの実態を感じるべく春渡航に臨む。

障害班:夏の渡航をきっかけに発足し、障害のある人が「働く」という選択肢を得られるためには何が必要かを考え、活動。春渡航にて、現地での質問紙調査を行う予定。

今後はアカデミックな研究も念頭に置きながら活動を進めていく予定である。課題設定から解決までのプロセスを経験しながら、国際協力分野の内情を知っていく。

 

■学生数:10名 / 担当教員:小林誉明
■サイト:https://www.i-c-lab.com/nepal-top

2018年度

最初からのやり直し。
ネパールプロジェクト2期

 

①背景・目的:ヤギプロジェクト、ゲストハウスプロジェクトの失敗、今までの主要メンバー達の就職活動や留学による離脱で、今年は既存のメンバー2人と新たなメンバー5人で今までの失敗実績のもと、「ネパールで何がやりたいのか」から考え直す。それから学外でも使えるグループ名へ変更し、2回の合宿、1回の渡航を通じて関心や感じたことを踏まえ、メンバーそれぞれが3つの小プロジェクトに分かれる。
子どもの遊び場PJ「 ネパールの子どもたちに遊び場を提供する。」
スタディーツアーPJ「スタディーツアーでネパールと日本をつなぐ役割を果たす。」
女性問題PJ「人身売買被害者たちの社会復帰や経済的自立を目指す。」
②活動内容の概要:子どもの遊び場PJ「ラムジュン群にある小学校で、竹を使った遊具(竹馬、シーソー、タイヤのやつ)を村人とともに作った。室内では、どんな公園で遊びたいか、子供たちに色鉛筆を使って描いてもらった」
スタディーツアー PJ「12/7,8で行われたゼミ合宿のロードマップの内容を書く。」
女性問題PJ「女性問題の中で特に人身売買の被害者の支援に焦点を当てて活動。様々な団体や関連施設と協力し合い、最終的に彼女たちの社会復帰、経済的自立を目指す。ネパール現地で入手しやすい材料を使って彼女たちの力を借りて質の高い物を日本に輸入して販売することで彼女たちが経済力を持てるようにしたい。」
③今後の可能性:子どもの遊び場PJ「 自分たちの作った遊具が、半年後どよのうに使われ、どんな役割を果たしているかを評価する。」
スタディーツアーPJ「2019年3月の渡航で、防災マップ作成のためにシンドパルチョーク郡全体のマップを作る」
女性問題PJ「実際販売代行をしているAWEPや途上国で作られた質のものを販売しているマザーハウスに話しを伺い、相談し、実現に近づく」

 

■学生数:9名 / 担当教員:小林誉明
■サイト:https://www.i-c-lab.com/nepal-top

ヤギ飼育PJから、ビジネスPJへの新しい一歩

 

<2017年度の活動報告>

 WHAT IS NEPAL PROJECT?:ネパールの人々の力になりたい、途上国で何かアクションを起こしたい—様々な思いを持った仲間が、幾度もトライ&エラーを繰り返し、絶えずチャレンジを続けているプロジェクト。防災教育から、ゲストハウス運営、ヤギ飼育まで、あらゆる分野に挑み、時に喜び合い、時に挫折し、また挑んできた。

 ACTIVITIES in 2017 A/W:2017年6月、ゲストハウスPJに代わり、ヤギ飼育PJが立ち上がった。掲げた目標は、「ネパールのジャパ郡シッダールタ村に住む若者失業者12人の精神的・経済的自立を目指し、コストパフォーマンスのよいヤギ飼育を広める」こと。日本人メンバーとネパールの若者12人とのSNSグループができ、離れていながら日々コミュニケーションを取り合った。過去のヤギ飼育PJのケースを学び、ネパールの若者たちと議論しながら、本格的なヤギ飼育に向けて準備を進めた。しかし、2017年9月。初めてシッダールタ村を訪れると、そこに「失業中であり、生きるすべとして必死に職を求めている若者たち」の姿はなく、日中は家で寝て過ごし、動画を見、たまに家事の手伝いをするという暮らしをする若者たちがいた。彼らにとって失業は、私たちが想像していたほど深刻な問題ではなかった。「私たちのPJを実施すべき場所は、他にある」。メンバーで議論し、そう決断した。ここに、シッダールタ村ヤギ飼育PJは終わりを迎えた。

 OUR PROSPECT:2018年1月、「ビジネスで雇用創出PJ」が新たに始動。「支援」ではなく「ビジネス」で、日ネが対等な立場でPJを進め、「雇用創出」が持つ様々な社会問題を解決する可能性を実現する。まずはネパールでのビジネスノウハウを得るため、今年春季休業中の2週間、ネパールに缶詰めで新規事業立ち上げを行う。

■学生数:14名 / 担当教員:小林誉明

■サイト:https://www.i-c-lab.com/nepal-top

 

Text by 「横浜国立大学 地域実践教育研究センター Annual Report 2017-2018